二人目出産から再就職→子供二人を別々の保育園【vol2】

「シングルマザー体験記」vol.2

「女の人こそ細く長く働くんだよ」

大正生まれの祖母から子供の頃に聞いた言葉です。
祖母は看護婦をやっていて働きながら主婦や子育てをした人。
ワーキングマザーなんて言葉が無い時代から、一人でなんでもやってきた立派な尊敬する女性です。
この言葉を聞いたときは、お菓子でも食べながら「ふ〜ん」くらいに思っていたのですが、大人になってこれほど自分に影響を与えてくれた生の言葉はありませんでした。

私は一人目を出産後、産休を取得して会社に復帰。
当時いた会社は産休制度もしっかり整っている会社であったため、本当に助かりました。
二人目を妊娠期間中も仕事を続けていましたが、二人目出産する直前に、会社を辞めました。
当時まだ結婚していたのですが、主人が転勤することになったのです。
父親が単身赴任をして、子供二人を抱えて一人で子供を産んでからの子育ては、想像するだけでもとても厳しいなと考えました。
私が仕事を辞めてついていくことにしました。そのため、新卒で入った会社を辞めました。

二人目の子供を出産後、二人目の子育てとあって子育て自体に慣れてきたのか、意外にも体が元気なおかげで毎日を特に困ることもなく過ごせていた私。
そんな頃に冒頭の祖母の言葉をふと思い出したのでした。

「女の人こそ細く長く働くんだよ」

子供二人いながらの転職活動

そして、二人目の子供を産んで数ヶ月後に職探しを開始。
今から16年前のこと。
ワーキングマザーという言葉ができつつあっても、預ける場所はまだ保育園以外にはあまりなく、当時珍しい時間で預かってくれる託児施設に子供二人を預けながら転職活動すること数ヶ月。
ついに、契約社員としてと雑誌編集部のライターとして転職が決まりました。
大学時代、出版社に就職したかったのですが夢叶わず、それをなんとか叶えたいという気持ちで出版関連を探していたところ運よく入ることができました。

二人が別々の預け先に

そして、働くために子供を保育園に預けることに。
当時から保育園は狭き門でした。入れることが決まったのは上の子供だけ。
下の子供は、自宅で保育を行ってくれるという制度が自治体にあったため、その方に預けることになりました。

保育園にお子さんを預けている方ならご存知と思いますが、小さな子供を毎朝決まった時間に準備させて連れて行くというのは、本当に一苦労です。
しかも二人が別々の場所。

自宅を出て最寄り駅までは通常5分くらいなのですが、子供それぞれを別々の場所に預けるため、自宅を出てから保育園に向かい、保育してくれる方の自宅に向かい、最寄り駅まで1時間。
夏場は、最寄り駅に着いた頃にはプールに入ったんですか?というくらい汗だくだくになり、雪が降る日真冬には、おんぶしていた下の子の帽子の上に雪が積もってしまうほど、朝からたくさん歩いて通っていました。

今思い出すと、絶対あんなことできないなというほど毎朝大変でした。
よく頑張ったな、自分。




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