出産から再就職、子供二人を別々の保育園へ【子育て・仕事・ シンママ記録:Vol.2】

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「子育て・仕事・ シンママ記録」Vol.2

「女の人こそ細く長く働くんだよ」

大正生まれの祖母から子供の頃に聞いた言葉です。
祖母は看護婦をやっていて働きながら主婦や子育てをした人。
ワーキングマザーなんて言葉が無い時代から、一人でなんでもやってきた立派な尊敬する女性です。
この言葉を聞いたときは、お菓子でも食べながら「ふ〜ん」くらいに思っていましたが、その後、思い出すことになります。

第ニ子出産と退職まで

私は一人目を出産後、産休をほぼ1年取得して会社に復帰。
当時いた会社は、産休制度もしっかり整っている会社であったため、本当に助かりました。
上司や先輩、同僚もみんな理解があるメンバーばかりで、恵まれた環境でした。
感謝しかないです。

その後、二人目を妊娠。引き続き、仕事を続けていましたが、二人目出産する直前に、その会社を辞めました。
当時まだ結婚していたのですが、相手の方が転勤することになったのです。

父親が単身赴任をして、子供二人を抱えて一人で子供を産んでからの子育ては、想像するだけでもとても厳しいなと考えました。
そのため、私が仕事を辞めて、転勤先についていくことにしました。
その時、新卒で入った会社を辞めました。

二人目の子供を出産後は、二人目の子育てとあって子育て自体に慣れてきたのか、意外にも体は元気で、そのおかげでか、体力的には元気に過ごしていた私。
そんな頃に冒頭の祖母の言葉をふと思い出したのでした。

「女の人こそ細く長く働くんだよ」

子供二人いながらの転職活動

祖母の言葉の通り、細く長くでも、仕事は続けていこうと考え、二人目の子供を産んで数ヶ月後に職探しを開始。
今から17年前のこと。

ワーキングマザーという言葉がチラホラと聞かれるつつはありましたが、預ける場所はまだ保育園以外にはあまりなく、当時としては、短時間で預かってくれる託児施設に、子供二人を預けながら転職活動すること数ヶ月。

ついに、雑誌編集部のライターの仕事が契約社員として決まりました。

大学時代、出版社に就職したかったのですが夢叶わず、それをなんとか叶えたいという気持ちで出版関連を探していたところ、運よく入ることができました。

子供二人は別々の預け先に

そして、働くために子供を保育園に預けることに。
今でも厳しいと聞きますが、17年前も保育園に入ることは狭き門でした。
そして、保育園に入ることが決まったのは上の子供だけ。
仕事は決まっても、保育園入れないなんて、どうしたものか。

当時住んでいた自治体では、自分の自宅で保育を行ってくれるという「保育ママさん」という制度がありました。
そちらに、下の子は預かっていただけることになり、仕事を再開できるようになりました。

保育園にお子さんを預けている方ならご存知と思いますが、小さな子供を毎朝決まった時間に準備させて連れて行くというのは、本当に一苦労です。
しかも二人が別々の場所。

自宅を出て最寄り駅までは通常5分くらいなのですが、子供それぞれを別々の場所に預けるため、自宅を出てから保育園に向かい、保育してくれる方の自宅に向かい、最寄り駅まで1時間。

夏場は、最寄り駅に着いた頃にはプールに入ったんですか?というくらい汗だくだくになり、雪が降る日真冬には、おんぶしていた下の子の帽子の上に雪が積もってしまうほど、朝からたくさん歩いて通っていました。

今思い出すと、絶対あんなことできないなというほど毎朝大変でした。
よく頑張ったな、自分。

そして、思い出す祖母の言葉「「女の人こそ細く長く働くんだよ」
うん、がんばってみる!ばあちゃん!

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